AIコーチと挑む:フェーズⅠ・ 実走レポート①

第4回 1.週間サマリー(7/21(月)~7/27(日))

指標先週実績備考
週間走行距離43km52km+9 km
VO₂ max6161 (±0)Garmin 推定値
メインセッション閾値走5km(4:07/km) /閾値インターバル走4km(4:12/km)/有酸素10km+坂閾値走5km(4:06/km) /閾値インターバル走2km×2本(4:00/km)ペース・心拍とも設定内
平均ピッチ174spm174 spm▲2 spm でやや低め
平均ストライドデータなし1.19疲労感高め

2.日別実走ログ

曜日セッション内容 & 目的実施概要・主な数値良かった点改善ポイント・次回への提案
21 (月)完全休養➡ HRV/メンタル回復・筋修復• しっかり休めたこと自体が次日の LT 強度を支えた• 休養日に軽い動的ストレッチ を 5-10 分入れると血流がさらに◎
★22 (火)閾値5 km 連続走+流し➡乳酸閾値を押し上げつつ、流しで神経系に刺激・閾値走5km 20’33(4’06/km)
・100 m×4 (20-22s, 平均360W)
• 心拍 150→175 bpm と段階的上昇で ペース均一 (±2 s)
• ピッチ176-179spmでストライド1.34-1.38m—ロスの少ないフォーム
• 29℃かつ夕刻練=暑熱ストレス大。以後閾値走やロングは朝実施 が理想
•流し後のダウンは5-10分ウォークでクーリング効果◎
23 (水)Eジョグ 8.2 km + 坂 80 m×3➡前日の代謝産物排出 & 靭帯バネ強化・E 8.2 km 41’38”(5’33/km ,HR136)
・坂ダッシュ 20-22 s (512 W 最高)
•HR140未満に抑え “完全会話ペース” を実践• 坂で接地 201-208 ms—バネ系筋刺激◎• 坂は 5-6 本に増量 しても脚ダメージは小:最大パワー 480-520 W 維持が目安
24 (木)早朝空腹 Eジョグ 6.4 km➡脂質代謝活性・リカバリー・6.4 km 34’18” (5’22/km,HR 141)• ピッチ170 spm、接地249 msとリラックス走成功
•翌朝の脚の張り報告=少
代謝的休息◎
• 空腹ランは週1 回/60分以下に留める。低血糖リスク注意
★25 (金)閾値インターバル 2 km×2 (r90 s)➡LT を高めつつフォーム均一を優先・アップ3.1 km・2 km×2( 4’00-4’01/km ,HR 154→178)・ダウン2.5 km• 2 本目もピッチ 179 spm→上下動比 7.0%=フォーム維持◎
• 335-379 W と出力安定
• リカバリー90s でHR120台まで下げれず→jog 2-3minで回復↑
•気温 31 ℃:以後は 保冷ボトル携帯夜間コース を検討
26 (土)Eジョグ 7.5 km ➡リカバリー・7.51 km 41’38”(5’33/km ,HR136)•神経リセット成功• ラン後に臀部・腸腰筋ストレッチ を追加→翌日のロング耐性向上
27 (日)ロング予定 (14 km)→8km(アップ・ダウンジョグ含む)で中止➡スタミナ底上げ・WU 1 km → 6 km(5’03-5’26/km,HR 142→166)→CD 1km• 序盤の HR 管理は良好•暑熱+蓄積疲労で後半HRドリフト大:06:00以前スタート等で回避
•途中補給・給水 0→4-5kmごと 150mLを習慣化

3.AIコーチからのフィードバック

3-1よかった点

  1. LT 刺激が週 2 本(火・金)入り、閾値帯の質・量とも充実。
  2. ピッチ・上下動比が安定—フォーム改善の成果が数字に表れた。
  3. 坂スプリントで最大 512 W—速筋動員と姿勢強化に効果大。

3-2改善点

テーマ改善点
暑熱対策朝または夜/保冷ボトル/氷嚥下で内臓冷却
ロング走実施率❶ 開始時刻を早める
❷ペースは5’15→5’25/kmに設定、心拍150以内
回復① 睡眠 6.5 h<未満>→7h+を確保
② 月曜の完全休養+水曜+α脚ケア”でHRV回復促進

4.今週のトレーニング

4-1トレーニングプラン

 今週のトレーニングをAIコーチに分析してもらい、分析データから来週のトレーニングプランを考えてもらった。来週は2日から5日まで予定があり、ランニングができないためそれも考慮してもらった。

日付セッション目的/ねらい距離めやす
7/28 (月)完全休養(30分ウォークのみ)先週の疲労回復・睡眠確保
7/29 (火)★閾値ビルド走6km
アップ2 km→6km (4’15→4’05/km)→ ダウン1km
LT連続耐性&ペース感覚9km
7/30 (水)Eジョグ8km+坂ダッシュ×3+ドリル代謝副産物抜き&フォーム維持8km
7/31 (木)★前倒しロング 16 km
前半8kmE→後半8km M(4’40/km)
予定前にスタミナ貯金。日の出直後+2 回給水16km
8/1 (金)リカバリーjog8km(夕方涼しく)ロングの疲労抜き・ストレッチ重点8km
8/2 (土) 予定早朝動的ストレッチ15分血流維持・腰痛予防
8/3 (日) 予定30分ウォーク有酸素ベース維持

4-2なぜこの構成か?

  1. ロングを前倒し(7/31)
    走れない期間があり、距離が抜ける分を先に稼ぎ、Mペース区間でLT下降を防ぐ。
  2. 予定日前日は“軽く”
    8/1の8kmで脚に血を通しつつ、筋・腱をフレッシュに保つ。
  3. 予定中は完全オフではなく“ゆる刺激”
    15分程度の動的ストレッチやウォークで血流を切らさない→再開時の脚の重さを最小化。
  4. 復帰48hは慎重に
    8/6はE ペースのみで筋・腱の状態を確認。OK なら翌日インターバルへ。

5.まとめ&次回予告

 今回も、AIコーチと一緒に前週のデータを振り返り、今週の練習プランを立ててもらいました。今週は14kmジョグの途中リタイアが悔やまれますが、来週はしっかりリベンジして自信につなげていきたいと思います。閾値走はしっかり積み上がってきているので、来週以降は閾値走の距離も徐々に伸ばしていきたいと思います。次回はフェーズⅠ・ 実走レポート②をお伝えします。お楽しみに!

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