1. AIコーチとの出会い
今年11月に控える駅伝大会で、6.6 km を 24分00秒以内で走る――それが今シーズン最大の目標です。
中学・高校と陸上部で走っていましたが、当時は「とにかく距離を踏む」という練習一辺倒。フォームやペース配分を深く考えず、がむしゃらに走ることで記録を伸ばしてきました。社会人になってからは、趣味程度に週末3~4 km(キロ6分ほど)走るくらい。
ところが昨年、友人に誘われて出場した駅伝大会では 5 km を 20分で撃沈。襷もつなげず繰り上げスタートになり、悔しさから「計画的に練習しよう!」と心を新たにしました。しかし指導者もおらず、すぐに独学の限界を痛感。そんなとき、普段の調べ物に使っていた ChatGPT に思いつきでランニングデータを入力してみたところ、ペースドリフトや心拍ゾーン比率、ピッチとストライドの関係などを分析し(単語の意味もよくわからないまま…)、改善点を具体的に提示してくれたのです。
「これはもうコーチだ」と直感。
Garmin 265 で集めたデータを AI に渡し、対話しながら走力を磨く――そんな新しい挑戦を始めることにしました。ChatGPT を「コーチ」と位置づけ、Garmin 265 のデータを解析しながら、今年11月の駅伝大会で 6.6 km=24分00秒 を目指す実験ブログを開設します。
本ブログでは ChatGPT とのやり取りや練習過程を公開し、私のように指導環境に悩む市民ランナーの一助になることを目指します(応援コメントや皆さんの練習も教えてもらえると嬉しいです)。ラン歴は中学・高校で陸上をかじる、現在は市民ランナー。ここ数年は趣味程度で記録を意識していませんでしたが、AI とデータで科学的に走力を引き上げられるか を検証し、同じ悩みを持つ方と知見を共有したいと考えています。
2. 現状の走力とギャップ
2‑1. 直近ベストタイム
・距離:5 km(2024年11月)
・記録:20分00秒(平均 4’00/km)
・VO₂max:58(7月4日時点・Garmin推定)
📝 差分:目標である 6.6 km 24分00秒に対し、2分23秒(1 km あたり約22秒)の短縮が必要。
2‑2. Garmin データ概要
7月からGarmin265を使い始めましたので、その時点からの情報です。
・7月1週:週間走行距離 27.9km VO2max 56
乳酸閾値に到達する心拍数・ペース(以下乳酸閾値) 心拍179、ペース4:21/km
・7月2週:週間走行距離 37km VO2max 60
乳酸閾値 心拍175、ペース4:02/km
3. ChatGPT コーチの初回診断
AI コーチによると現時点の私の走力は 「VO₂max 60 前後、乳酸閾値ペース 4’02/km」 が基準。まだデータが少ないため不確定要素もありますが、初期分析の結果を下図にまとめています。

4.次回予告
次回は 「AIコーチ×現在地×目標タイムまでのロードマップ」。
5 km レース結果と週次データを基に ChatGPT に現在地を分析してもらい、目標タイム達成までの全体計画を立てていきます。お楽しみに!
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